ハカニエミにガラス張りのホール？

オールドマーケットホールの改装が終わったと思ったら、次はハカニエミだそうだ。19日付けのHSのサイトを眺めていたら、おなじみの円筒形のビルを背景に建っているガラス張りのホールの写真が。え？そんなものがハカニエミにできたのか！と思って記事をクリックしてみたが、どうやらそれは早合点だった。

記事は長いので、”Tästä on Kyse”の欄で要点だけ見ることにする。

Hakaniemen halli menee remonttiin.
ハカニエミマーケットホールが改装工事に入る
Hakaniemen halli suljetaan rakennuksen peruskorjauksen ajaksi 2017 alusta 2018 syksyyn.
ハカニエミホールは改装工事期間のため、2017年はじめから2018年秋まで閉じる。
かもめ食堂のロケ地で有名になり、日本人観光客も多いハカニエミである。行くなら今年がチャンスということでしょう。

観光客の立場ならそれでいいが、店舗側にとってはそうはいかない。代替地を確保しなければならない。そこでヘルシンキ市の出番である。

Kiinteistöviraston tilakeskus on esittänyt väistötilaksi kustannustehokkainta vaihtoehtoa, HOK-Elannon tavaratalon 2. kerrosta Siltasaarenkadulla. Toisina vaihtoehtoina on esitetty tekstiilihallia torille, kaksiosaista hallia Hakaniemen puistoon ja lasihallia torille.
ヒエタラハティの時にも出てきた”Kiinteistöviraston tilakeskus”、市の｢不動産局の中央室｣とでもしておこう。そこが最も費用効果の高い選択肢として示したのは、SiltasaarenkatuにあるHOK-elantoの２階である。ここでväistötilaksi<väistötilaに｢代替地｣をあててみた。

HOK-elantoとはS-marketやソコスを展開している事業所？のようである。

他の選択肢としてマーケット側に示されたのは”tekstiilihalli(｢織物会館｣とでもしておこう。市内に何か所かあるようだ)、ハカニエミ公園の２つの部分のホール(puistoが入格になっているのが”？”である)、そしてガラス張りのホールである。

Kauppiaat ja Tukkutori ovat kannattaneet lasihallia torille.
店主と卸市場はマーケット広場にガラス張りのホールを支持している。
それで｢ハカニエミの広場にガラス張りのホールができたらこのようになる｣という写真を載せたのか。

Kiinteistölautakunta päättää toteutettavasta vaihtoehdosta torstaina.
不動産委員会は実行すべき選択肢を木曜日に決める。
さて、明日が木曜日。決定を注目したい。

写真はハカニエミのホール内のある店舗。このゴチャっとした感じがいいですね。改装後はどうなるのでしょうか。